2011年3月30日水曜日

こちらのポップが立つことになりました

皆様のご協力のおかげで、週間ランキング一位になりました。ありがとうございました。

2011年3月24日木曜日

2011年3月16日水曜日

印税を義援金に


拙著「億の冨の作り方」の印税を東日本大震災の義援金に回すことが正式に決まりました。
出版社の協力も得られ、書店には「この本の印税は義援金に回ります」という旨のポップなどが立ち始めると思います。
この本が一冊でも多くの人に渡れば、被災地に一円でも多く義援金が回ります。
さらに、本を読んで実行した方は財産を減らさずにすみます。
多くの人と共に出来るまさにwinwinプロジェクトにご協力をお願いします。


2011年3月15日火曜日

何らかのことを

十六年前、私は兵庫県の震度6区域に住んでいました。
あのときも多くの人と共に出来ることを考えては実行していました。

なにか役に立てて、多くの人と共に支援できることを考えてみます。

2011年3月13日日曜日

金融鎖国は良くない

新刊にも書いたとおり、保険業法186条によって海外の損害保険や生命保険に入ることは実質禁止されています。
日本人だから日本の保険にしか加入してはならないというのは、ものすごく危険な論理です。
今回のような大災害が起きると痛感します。
東北に加えて関東一帯が地震やそれに伴う火災や津波で家屋や生命に被害が及んだ場合、すべての人が日本の保険に加入していて保険金が規定通りおりると思いますか?
もし、日本中が災害になったらどうですか?ウイルステロが起きたらどうですか?
ある一定の規模を超えてしまうと支払い不能に陥ってしまうことは容易に想像がつきます。

日本人が日本の保険だけではなく、世界中の保険会社に分散して加入していればかなりなリスクヘッジになるはずです。
少なくとも、日本人がほとんど加入していない保険に入っていれば我が家は救われるでしょう。
しかしながら、これが法で禁じられているのです。
いったい誰のための金融鎖国なのでしょうか。

日本の保険会社、銀行、証券会社の売り上げを守るため(=結局は自分たちの天下り先の確保のため)に、金融鎖国政策をしているとしか思えないでしょう。

金融鎖国は国民のためにならない!という信念を持って、これを打破することに取り組む方が増えて欲しいと切に願います。

2011年3月11日金曜日

ドルを買っている訳ではない

欧州保険会社の年金プランはドル価一定の積立をするのが一般的だが、これはドルを買っている訳ではありません。ドルを保有する訳でもありません。
ドルという通貨は通過して、世界中に分散投資されます。ですからポートフォリオの円換算時価は、ドルの変動の影響はまったく受けません。
新興国の株式や債券に投資されることが多いので新興国通貨の変動の影響は受けますがドルの影響はまったく受けないのです。(ポートフォリオに米国債や米国株式などが組み込まれたときにはその部分だけは当然ドル変動の影響を受けますが。)
このことをわかりやすい例で説明しましょう。

分かりやすくするためにポートフォリオはブラジルだけに投資したこととします。
1レアル=50円、1ドル=80円、1ドル=1.6レアルがスタート時の為替レートとしましょう。
一万円をドルに替えて、ブラジルに投資します。
10,000円→125ドル→200レアルとなります。
ブラジル経済が成長してレアルが倍の1レアル=100円になったとします。
そうするとポートフォリオの円換算時価はいくらになりますか?
200レアル×100=20,000円ですね。
途中通貨のドルは関係ないでしょう。おわかりですか?
では仮にこの時にドルが暴落して1ドル=50円になっていたとしましょう。1レアル=2ドルです。
ポートフォリオをドルで表現すると、200レアル×2=400ドルとなります。
400ドルに1ドル50円なので50を掛けるとやはり20,000円になりますね!
ほら、途中のドルの変動はポートフォリオの円換算時価に影響はないでしょう。

この項と前項「通貨は通過するだけ」を読んでもまだ分からない人は、金融関係の仕事に携わるべきではない!迷惑だ!

2011年3月8日火曜日

通貨は通過するだけ

一万円で直接金を買っても、ドルに替えてから買っても、ユーロに替えてから買っても、買える金のグラム数は基本同じ。(若干の手数料の違いはあるがここでは無視します。)
最終的に同じ金を買っているのだから途中に何を通過しようが結果は同じなのは当たり前!
その後、金価格が倍に上がって売却しました。
直接円で受け取ろうが、ドルで受け取って円に替えようが、ユーロで受け取ってから円に替えようが最終受取額はいずれも二万円となります。
ここでも通貨は通過しているだけです。

こんな簡単な原理すらわかっていないトンチンカンが多いのがオフショア業界のレベルの低さ。

海外保険会社の積立プランはドル価格一定やユーロ価格一定のものが多いのですが、これはドルやユーロを買ってる訳ではありません。ドルやユーロを通過して世界中に分散投資されるのです。
最終的にブラジルの株式や債券で運用されていればブラジルのレアルの影響しか受けません。

積み立てるときに選ぶ通貨は、目盛りとして採用しているに過ぎません。ポートフォリオの時価をどの通貨で表現しているかを選ぶだけで、同じポートフォリオならば円換算した時価はどの通貨を選んでも同じ。

これでもまだ分からん人には次のクイズを考えて頂こう。
積立通貨ユーロで、ポートフォリオは米国債と米国株式で構成されました。
このポートフォリオの時価の上がり下がりはユーロとドルのどちらの影響を受けますか?
ドルですね。
ほら、ユーロは通過しているだけでしょう。