2013年4月1日月曜日

億の富の作り方・不動産編

収益不動産投資で、億の富を作るプロセスを考えてみましょう。


年収数百万円の普通のサラリーマンやOLが純資産で億単位の富を築き、老後の安定した生活を勝ち取れる、まさに現代に残された錬金術と言えるでしょう。


話を分かりやすくするために、ここでは諸経費と税金は無視しています。
また、建物の減価や家賃の変動も無視します。


5000万円のアパート一棟を自己資本500万円、銀行借り入れ4500万円で購入することをスタートとしましょう

4500万円を20年ローンを組み年間返済額を300万円、家賃収入を年間500万円とします。


家賃収入でローンを返せば年間に200万円手元資金が生まれます
これをキャッシュフローと言います。

このキャッシュフローが生まれる物件を購入することが最も大切なのです。
(分譲ワンルームマンション投資ではこのキャッシュフローは生まれません。
物件が割高だからです。)

そうすると、2年半で500万円のキャッシュフローが生まれるので、ここでもう一棟同じ規模のアパートを購入します。


一棟目の借り入れ金は2年半の返済で500万円減ったとします。


この時点で、
総資産1億円、
借り入れ金総額8500万円、
純資産は1500万円です。


ここからの2年半で、今度は2棟のアパートからキャッシュフローが合計1000万円生まれています。

返済も進み、一棟目の借り入れ残高は3500万円に、二棟目は4000万円になっています。


スタートから五年後には、自己資本1000万円
銀行借り入れ9000万円で、
1億円のマンション一棟買いを出来るようになります。


この時点で、
総資産2億円
借り入れ金総額1億6500万円、
純資産3500万円になっています。

純資産がどんどん膨らんでいます。(もともとの自己資本(純資産)は500万円)


ここからまた2年半経てば、2棟のアパートと一棟のマンションで今度はなんと2000万円のキャッシュフローが生まれています。

返済も進み、借り入れ残高は、
一棟目は3000万円に、二棟目は3500万円に、三棟目のマンションは8000万円にと順調に減っています。


スタートから七年半後に、自己資本2000万円、
借り入れ1億8000万円で、2億円のマンションを一棟買いします。


この時点で、
総資産四億円、
借り入れ金総額3億2500万円、
純資産7500万円になっています。


純資産1億円が見えてきました。


ここからさらに2年半後、スタートからちょうど10年後を見てみましょう。


返済は進み、借り入れ金残高は一棟目が2500万円に、二棟目が3000万円に、三棟目が7000万円に、四棟目が1億6000万円に減っています。
合計残高は2億7500万円に減っています。


さらに、キャッシュフローが二年半で4000万円生まれています。


総資産4億4000万円
借入金残高2億7500万円
純資産1億6500万円になります。


普通のサラリーマンがわずか10年で2億円近い純資産を築けたことになります。

しかも年間家賃収入4000万円になっています。
借り入れ返済2400万円を引いても、年間に1600万円のキャッシュフローが生まれています。



もちろん、実際には諸経費や税金は掛かりますし、建物は減価します。


それを差し引いても、億の富が築けているでしょう。

このように、借り入れというレバレッジをかけて収益不動産を購入し、家賃収入が生み出すキャッシュフローによって次々に物件を購入していく。

そこには才能も能力も要りません。

まさに、現在の錬金術と言えるでしょう

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