2014年2月19日水曜日

代わりが利かない人と代わりの利く人


 「その人でないと出来ないことがある」
こういう人は大変貴重な存在です。

仕事ならば高収入、恋愛ならばモテモテとなるでしょう。


年俸が20億円超になったマー君なんかはいい例です。

一方、同程度の能力の選手が沢山いるという選手の年俸はまさに一山いくらというレベルになります。


仕事で高い年収を得たい!人から尊重されたい!
ならば、
代わりの利かない人間になる努力をしなければなりません。

代わりの利く人間でいる限りはその位置に甘んじるしかないのです


また逆に自分が人を選択しなければならない局面となった際には、代わりの利かない人間を優先しなければなりません。


自分が代わりが利かない人間になる。

自分にとって、代わりが利かない人とは誰なのかを把握しておく。

大変重要なことである。

民法快晴

民法が来年いよいよ120年ぶりという大改正になるようです。

非嫡出子の相続分を嫡出子と同一にする。というのとは違いますよ。
もっと多くの人に関係のあることです。

借金における保証人制度が実質的に廃止に向かうようです。

考えてみれば、こんな野蛮な制度がまかり通っている先進国は日本だけで、五人組制度の名残かもしれません。

破産者の実に4分の1は保証人が原因だそうです。
他人の借金のせいで自殺をしたり、また逆に保証人には迷惑を掛けたくないから生命保険で借金を清算しようと自殺した経営者もいます。

民法改正により、少しはまともな国に向かいそうですね。

ただ、懸念も残ります。

一つは会社の借り入れに対して経営者が個人保証する制度はどうやら残るということです。
これでは、株式会社の有限責任という基本概念が機能しないままです。

もう一つは、保証人制度がないことで貸し渋りが起きないかということです。

来年予定の民法改正。民法快晴とまではいかないようです。

2014年2月18日火曜日

収益不動産と太陽光発電設備との担保価値の違い

土地を取得して、その上に収益不動産を建てる場合と、太陽光発電設備を造る場合とを比較してみたいと思います。


まず、どんな土地を探しますか?

収益不動産を建てるのに、人里離れた山奥の土地は有り得ないですよね。
賃借人が付く、ある程度以上の都市部の住宅地を狙うと思います。


逆に、太陽光発電設備を造るのにそんな馬鹿高い土地を買ったら採算が合いません。
人が住む必要はないので山林が適した土地なのです。

ここに両者の担保価値の大きな違いがあるのです。


収益不動産を建てる場合には、土地自体に担保価値があるので建築費などの融資は比較的簡単におります。
更地の段階でも土地に担保価値があり、建物が出来上がればさらに担保価値が上がるのが収益不動産なのです。
融資をする銀行などは、まず土地に抵当権を設定し、建築後に建物を追加担保に取ります。


一方、太陽光発電に適した土地には担保価値がほとんどありません!
太陽光発電設備が完成して初めて、担保価値が生じるのです。
ですから、建築前の融資はオーナーの人物担保価値が判定基準となり、厳しいのです。


太陽光発電設備を造るには、現金かクレジットが現実的となるでしょう。


クレジットは融資とは異なり商品の割賦払い契約です。
クレジット会社が商品代金を製造業者などに一括で立て替え払いし購入者がクレジット会社に分割支払いをしていくというシステムです。
当然ながら、太陽光発電設備の場合には、設備が完成後に施工業者にクレジット会社からの支払いが行われます。

クレジット会社からの立て替え払い時には、太陽光発電設備は担保価値があるものになっているという訳です。

ですから、クレジットのオーナーへの人物審査基準は緩くなるのです。


反面、クレジットは完成後にしか施工業者にお金が入りませんので、施工業者はクレジットを嫌う傾向にあります。


これを解決した人が、晴れて太陽光売電設備オーナーになれるでしょう

2014年2月16日日曜日

自らアクションを起こさないと良いものは手に入りません!


 分譲型太陽光発電設備は前にも書きましたが、完全に作り手市場です。



ちまたには様々な情報が行き交っているようですが、所詮そんなものは話だけで誰も実際には分譲型太陽光発電所を手に入れていません。
(超割高なものや粗悪品は手に入ります)



施工業者が作ったらすぐに売れる状態にあり、「買わせてください」という購入希望者が「売らせてください」という販売希望者の前に長蛇の列を成しているのが現実なのです。


購入者も販売者も、施工業者に対して過当競争という状況です。


購入者がローンの準備をしている間に、現金を施工業者に打つ人間や企業が現れてそちらに流れるという現象が全国的に起きているようです。

考えてみればこれは当たり前のことで、施工業者は作り手市場で誰に売ってもいい状況にあるので、現金が先に入ってくる購入者とそれを連れてくる販売者を優先するのも無理なきことです。
現金が入ってくれば、施工業者は次の土地の仕込みをすることが出来ますからね。


販売者が確実に売り物を確保するには、施工業者に対して何らかの資本参入をしなければならないということは前にも述べました。

それどころか、購入者も前金を多少は用意しないと、良いものは手に入らないという状況が現在の分譲型太陽光発電なのです。

受験勉強の本当の意味


 受験勉強の内容には、社会に出てから役立たないことが沢山あります。
微分積分や三角関数なんて一度も使えたことはないですね。


では、受験勉強は社会人になってから何の役にも立たないかというとそうではないのです。

内容ではなく、試験問題に対応する勉強法はむしろ社会人になってからの勝負を分けると言っても過言ではありません。


試験問題は択一式といういくつかの問題文や語句から一つを選択するという方式と、記述式という文章や語句を解答するという方式に分かれます。


択一式では、似たようなものを区別することが求められます。

どうですか?
似て非なるものを区別出来ない大人!
多くないですか?

受験勉強を経た人間は、新しい情報でも瞬時に類似点と相違点を見破る能力が備わっているのです。


記述式では、専門用語などの語句の完璧な暗記を求められます。

どうですか?
わかっていると言いながら質問されたら答えられない大人!
多くないですか?

受験勉強を経た人間は、新しい情報をすぐにきちんと覚えようという癖が付いているのです


このように受験勉強は
①似て非なることをきちんと区別する。
②知識は暗記をしないとアウトプット出来ない。
という2つの社会で役立つことを教えてくれるのです。


大企業が一流大学出を採用したがる理由がわかりますよね。


もちろん、社会人になってからもこの2つの能力は意識すれば上げることが出来ます。

資格試験勉強をやるのが一番でしょう。

2014年2月13日木曜日

必要なマージンと無駄なマージン


 ビジネスをしていると、何処かの傘下に入ることになったり、業者を紹介してもらったりということがあるだろう。
また逆に傘下を作ったり業者を紹介することも起こるでしょう。

そんな際にはマージンを抜いたり抜かれたりというのがビジネス社会では行われますが、これについて深く考えたことはあるでしょうか?

そのマージンは必要なマージンですか?
それとも無駄なマージンですか?


ビジネスを継続していく上で、自分が出来ないことを代わりにしてくれる部分があれば、それは必要なマージンとなります。


また、自分が他者の出来ないことをサポートしていなければ、自分が「無駄なマージン」となるのです。

無駄なマージンはいつかは淘汰されます。


無駄なマージンは出来るだけ省いて合理化を計り、自分が必要なマージンとされるように努力することがビジネスにおける成功法則ではないでしょうか。

起業をもっと促進したい


大企業の会社員を辞めて独立自営の道を歩んで早や20年超が経過しました。
この道ではそこそこの業績を残せた訳だが、もしあのまま会社での出世を目指していたら今頃どうなれていたかということをふと考える時があります。



独立自営の道はイバラの道と良く言われますが、一流企業で出世する道のほうが遥かに険しい道だと感じています。

何故ならば、「競争相手のレベル」が全然違うからです。


一流企業に入るような人は、小さい頃から天才だの秀才だのと言われ続けたことでしょうが入社すると回りはみんなそんな連中ばかりです。
そんな方々との出世競争を勝ち抜くのは並大抵のことではありません。


一方、自営の世界は二流ならば勝てる世界です。


大企業のサラリーマンは独立起業することに必要以上のリスクを感じて躊躇していると思いますが、今までの姿勢で取り組めばかなりな確率で成功できると確信しています。


一流企業で出世を目指すのは素晴らしいことですが、経済効果は小さいのです。

そんな人達が起業して成功すれば、多くの雇用を生み出し遥かに大きい経済効果があります。


躊躇せずに決起してもらいたいものです。

2014年2月7日金曜日

自分たちにも責任があるだろ!

昨年暮れの亀田大毅の試合について、マスコミも本質に触れないので一刀両断しておきたい。


IBFが試合前日には亀田大毅が負けたら王者は空位になるとコメントしながら、実際に負けた試合後には覆して王者を保持とした。
そして、負けても王者保持をルールミーティングによって知りながらそれを隠していた亀田陣営の問題であるとJBCもマスコミもしているが、本当に問題なのはそこではないだろうと言いたい。


挑戦者は減量に失敗し、前日の計量からリバウンドし放題であった。
一方、王者亀田大毅はIBFのリバウンド規制もきちんと守っていた。
試合当日は、両者には10キロを越える体重差があっただろう。
これは実に五階級以上の差であり、勝てるわけがないのだ。
どの階級の世界チャンピオンも五階級上の世界ランカーに勝てないだろう。


ですから、そもそもこの試合は階級も大きく異なるノンタイトルマッチいや単なるスパーリングなのです。
この試合に亀田大毅が負けたら王座を失うなんて「ナンセンス」ということは我々素人にも分かることです。


それなのに、IBFの前日発表を鵜呑みにして抗議や異議を申し立てたり疑ったりしなかったJBCに一番問題があるのではなかろうか?


亀田陣営が負けても王者保持を隠していたことを責めるJBCよ、こんな試合にタイトルが掛かってると思い込んだ自分達にも責任があるとは思わないのか?

素人にも分かることが分からなかった自分達はプロとして恥とは思わんのかね?

そもそも、こんなに体重差のある試合をタイトルが掛かっているとファンに錯覚させた責任は1ジムにはないと思います。

2014年2月6日木曜日

太陽光はもはや造り手市場である

売り手市場・買い手市場という言葉があります。

売る側(供給)よりも買う側(需要)が少ないと、買い手市場になります。

売る側が買う側に「どうか買って下さい。」となり、買い手が主導権を握れます。
物やサービスがだぶついたデフレ期はこうなりました。
労働力を供給する側(学生)よりも需要(企業側)が少ないと、就職氷河期という買い手市場になります。

需要が供給を上回ると、売り手市場になります。
私の就職期(バブル期)は完全に売り手市場で、「是非来てください」と学生を海外旅行招待する企業までありました。


魅力的な商品やサービスの場合、需要が増えて「どうか買わせて下さい。」という売り手市場になります。
太陽光発電所のオーナーになれば、安定収入が可能でしかも融資が使えるのでゼロからの資産形成も可能です。
これに魅力を感じる人は大変多いので、「どうか買わせて下さい。」という状況になっているようです。


では、売り手市場なのかというとこれも正確ではありません!


造ったら売れるという状況なので、太陽光発電所を製造する側に対して販売業者も「売らせて下さい。」となっている「造り手市場」なのです。


造り手側に回るには、ある程度の「資本力」が要ります。

太陽光発電事業で主導権を握るには、資本参入して造り手の一員にならなければならない、と痛感しております。

2014年2月4日火曜日

詐欺師には脱税の鉄槌を


詐欺ほど立証しにくい犯罪はないらしく、警察もサギ事件では中々動いてくれません。


特に海外を股にかけた大掛かりな巨額詐欺はまったく捕まっていないですね。


 古くはオールインFXから始まり、121ファンド、ブックメーカーアービトラージ(スピーシー)に至るまで、どれもが数百億円という被害額にも関わらず首謀者の逮捕にすら至っておりません。


そんな中、スピーシーアービトラージ詐欺で儲けた主な人物に国税局の査察が入ったようです。

立証しにくい詐欺罪に比べて、儲けを正しく申告していないことを脱税として摘発するほうが簡単であり、納税させることで国のためにもなるということなのでしょう。

これは画期的なことなので徹底的にやってもらいたいものです。
スピーシーで儲けた人物には日本の非居住者もいるようですが、非居住者にも20%の納税義務はあるはずです。


121やその他のサギ事件でも、詐欺で儲けた人物はどうせまともに申告などしていないでしょう。


詐欺師には脱税の鉄槌を喰らわせてもらいたいものです。

そうすれば、被害者たちも少しは救われるでしょうから。

節税と脱税と租税回避行為

節税と脱税と租税回避行為というものを区別できていますでしょうか。


節税というのは税法上許されている会計処理の範囲内で、課税所得が圧縮される方法を選択することです。
これは、「経営者としての知識力」が問われることで大いにやるべきことなのです。


一方、脱税は節税とは全く異なります。
脱税とは、売り上げを除外したり架空経費を計上するなど「虚偽の会計処理」をして「虚偽の申告をする」ことです。
要するに、「脱税とは嘘をつくこと」でありこれには重加算税が課せられ、金額によっては実刑などの刑事罰もあります。
目安として、1億円所得を誤魔化せばマルサと共に検察が動き刑事罰となるようです。
(脱税金額や反省の度合いによって、執行猶予が付くか実刑となるかが分かれます)


では、租税回避行為とはどのようなものなのでしょうか?
租税回避行為は脱税とは異なり虚偽の申告をするわけではありませんので、脱税=犯罪とは全く異なります。

会計上、税法上は合法的会計処理ではあるが、税務当局の「想定外の奇抜な方法による節税」は、税務調査において「租税回避行為」として否認されることがあります。

つまり、節税の延長線にあるのが租税回避行為であり、その境界は実に主観的なもので曖昧なのです。
ですから、税務当局は裁判での争いを好まずに納税者自らが誤りを認める「修正申告」を勧めるのです。



節税か租税回避行為かは、見解の相違であるので重加算税が課される「犯罪」になることはありません。



脱税は虚偽であり「犯罪」です。


節税と脱税は根本的に異なる。
節税か租税回避行為かは見解次第。

お分かりいただけましたでしょうか。

信用とは

自分の信用がどのくらいあるかを分かっておくに越したことはありません。

信用とは、いい人とかそんなことではありません。

お伽噺の国ではなく経済社会で生きている以上、信用とはズバリ与信枠です。

いくら借りることが出来るか?=信用力=人的担保力なのです。

金融機関が融資金額を決める際には、物的担保力と人的担保力の合計で考えます。

「物的担保力+人的担保力=融資可能額」


同じ物的担保力の不動産を購入するにも人によって融資可能額が変わるのは、この人的担保力が異なるからです。

信用はまさにその人の生きてきた歴史と言えます。


人間は結局、この信用を高めるために努力する生き物なのです。

投資は目的を明確に

資産をどうしたいかによって、適切な投資手段や投資方法はまったく異なります。


●ゼロから資産を作りたい。
●今ある資産をもっと殖やしたい。
●資産を運用して安定した収入を、今得たい。
●資産を運用して安定した収入を、将来得たい。

など資産設計に関する要望は様々です。


ゼロから資産を作るには、
①積み立て投資で資産形成
融資を生かして資産形成
しか方法はありません。

収入の一部を複利効果のある積み立てで運用する。
確定拠出年金、変額年金、ファンド積み立てなどがこれに当たります。


資産のないあるいは少ない人が融資を受けるには、これから購入する資産を担保にするしかありません。
その担保価値のある資産は、不動産しかないでしょう。
家賃収入でローンの返済を終えたあとは、不動産という純資産が残ります。
まさにゼロからの錬金術です。


今ある資産をもっと殖やしたいならば、複利運用が必要です。



資産を活用して、あるいは融資を生かして「今」安定収入を得る方法はいくつかあります。
資産を活用して今収入を得るならば毎月分配型ファンドがオススメです。これは現金資産が当然必要で、通常は融資を生かしてレバレッジを掛けることは出来ません。
しかしながら、証券担保ローンを活用するとレバレッジを掛けることが出来、分配金利回り40%近くを狙えます。


 融資を生かして今収入を得るならば、太陽光売電事業がオススメです。
最長15年の返済期間を組めば、大規模メガソーラーでなく低圧規模でもキャッシュフローを生んでくれます。

あえて、短い返済期間(7年から10年)にして返済中の収支はトントンにして返済後に大きなキャッシュフローを生む設計という手もあります。
今は働けるので、今を我慢して1将来の安定収入を狙うという方法です。

以前、30年間一括借り上げの収益アパートを建てた際にわざと返済期間を10年にしました。
10年間はまだ若いのでキャッシュフローは要らない。11年目から年金になるという設計をしたのです。


以上のように、投資は目的を明確に持って行うべきなのです。