2014年11月28日金曜日

ドルベースに直せば真実が見えて来る

民主党政権時代、国民の金融資産は1,500兆円でした。
(住宅ローンなどを控除する前の総資産ベース。純資産ベースでは約1,000兆円)

それが、今は1,600兆円ですから、国民の金融資産は100兆円増えたように見えています。


また、国家の借金は900兆円から1,000兆円に100兆円増えたように見えています。


このように、円という目盛りで測ると、国民の金融資産は増えて、国家の借金も増えたことになります。


では、これをドルベースに直してみましょう。


数年前の国民の金融資産1,500兆円÷75円=20兆ドル。

現在の国民の金融資産1,600兆円÷118円=13.6兆ドル。

20兆ドル→13.6兆ドルと、実に3割以上も減ったことが分かります。


一方、数年前の国家の借金900兆円÷75円=12兆ドル。

現在の国家の借金1,000兆円÷118円=8.5兆ドル。

やはり、国の借金も12兆ドル→8.5兆ドルと3割減っています。


このように、ドルベースで見れば、国民の金融資産は3割減り、同時に国の借金も3割減っているのです。

ドルベースに直して初めて真実が見えてくることに気付けた人だけが、これからのインフレ円安時代に対する対策を出来ることでしょう

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